お知らせ

密蔵院「浪曲の会」開催のお知らせ(2006/1/19)

 
♪利根の川風 たもとに入れて〜♪
三味線といぶしたような声ではじまる天保水滸伝の冒頭。これが浪曲曲、浪花節。
人の世の人情を、語りと節と三味線で情感ゆたかに織りなす、至玉の話芸です。左甚五郎や、国貞忠治、野口英世物語りなど数百ある演目の中からの30分の話を3つ、3人の浪曲師がうなります。大勢来てくれれば定例の会にしようと思ってます。参加無料ですのでお誘いあわせの上どうぞ。

開催日時: 2006年2月3日(金) 午後1時〜
場所: もっとい不動 密蔵院
      〒133-0073 東京都江戸川区鹿骨4-2-3 【地図はこちら
      電話番号:03-3676-0702
      【交通・アクセス】
      JR小岩駅からバス。
      JR小岩駅発 [小76](第二南小岩線)・鹿骨停留所下車
      JR新小岩駅発[新小71](鹿骨線)・鹿骨停留所下車 徒歩5分
      駅探駅探:乗換案内
参加方法: 参加希望の方は、事前にメールまたはFAXでお申込みください。
必要事項:
(1)お名前
(2)お連れ様がいる場合は合計人数
(3)お電話番号またはメールアドレスご記入の上、下記のどちらかの方法でお申込みください。
メールでお申込みの方はこちら houwa@jtvan.co.jp
密蔵院 FAX番号:03−3676−0763
出演: 富士鷹雄「松坂城の月」
富士路子「継母の誠」
東家三楽「左甚五郎・昇天の竜」
三味線 渡辺京子
筋書き: 松坂城の月
戦国大名・蒲生氏郷の逸話。主君・氏郷の気まぐれに業を煮やした権四郎は、酒の席での座興の相撲で、手荒に投げ飛ばし溜飲を下げ、氏郷を見限って新たな主君を求めて旅に立つ。年月を経ること三年。断ち難き思いを抱きつつかつての主と臣とが再会する。滑稽含みの故にキュンと胸しめつけられる場面もある。

継母の誠
純粋無垢に生まれ来た少年の有りようは社会・家庭の縮図か。「我が子の非行」に直面した時、母の愛はどの様にあったらよいのか?まして「継母」という立場の母の苦悩!母の愛によって更生・出世する我が子。下町庶民の風情を描きながらの人情美談を富士路子が切々と語ります。

甚五郎・昇天の竜
風態芳しからず奇行の多い、飛騨高山の甚五郎だが彫刻にかけては天才、名人。旅の先々でエピソードを残しながら江戸に入った甚五郎も、今では旗本・大久保彦左衛門に引き立てられるようになっていた。その彦左が甚五郎に、飛んでもない大仕事を引き受けてきた。飄々としながら胸うつ三楽の得意ネタ・甚五郎シリーズのうちのひとつ。