お寺の公式ホームページを通じて広がる新たなご縁―イベント参加、新たなお檀家さんとのつながり
お客様:真光寺 重原俊芳ご住職
2020年、東京都北区にある真言宗智山派 真光寺様から公式サイト制作のご依頼をいただき、ホームページ制作を担当させていただきました。制作後も定期的にホームページの改良をご提案し、より良いサイトになるようお手伝いさせて頂いております。
本日は、ホームページをご活用いただき行事やイベントの参加者数だけでなく、お檀家さんの数も増やされている真光寺の重原俊芳ご住職にお話を伺いました。

ホームページ制作前の状況・背景についてお聞きします。
ホームページを立ち上げる前、お寺としてどのような課題やお悩みがありましたか?
また、どのようにお寺の情報を外部に伝えていましたか?
重原ご住職:先代の住職の頃の話ですが、昔は、地域の方々の交流の場になることがお寺の役目でした。
お寺の境内で子供たちが遊びまわり、木に登って住職に怒られたなんて話もあり、檀家だけのお寺ではありませんでした。
でも現状は、どこのお寺も檀家さんしか入ってこない、まさに「檀家寺」になってしまいました。
先代の住職の奥さんはよく玄関先で、地域の方々の悩み相談をやっていましたが、そんな風にいろんな人がきて、いろんな人が楽しめる……どうしたらそんなお寺に出来るのか?というのが課題、悩みでした。
真光寺のホームページを立ち上げる前は、お寺の入り口の掲示板にお知らせや住職法話を掲示していました。
年間に5~6回程イベントや仏事の案内状を郵送していますがそれはお檀家向けですので、一般の方向けの情報発信は、掲示板しかないという状況でした。
お寺のホームページを作ろうと思われたきっかけは何でしたか?
重原ご住職:最近はどこのお寺も墓じまいが増えています。墓じまいでお檀家が減ってしまうと、お寺の存続への不安が募ります。
このままではいけない、どうしたらいいかと考えた時、お檀家さんに留まらず、若い世代や不特定多数の方に真光寺のことを知ってもらいたい、お寺に足を運んでもらいたいと考えるようになりました。
そのために、情報発信の場としてお寺のホームページを立ち上げることにしました。
ホームページ公開後の変化についてお聞きします。
お寺のホームページを公開してから、お寺として感じている一番大きな変化は何ですか?
重原ご住職:お檀家さん以外からの問い合わせや、イベントに参加する人がかなり増えました。
特に大晦日のイベント、除夜の鐘と新年護摩法要です。
真光寺では除夜の鐘を撞いてから本堂で御護摩を焚いて御祈祷します。護摩法要は参加者が年々増えており今年は本堂に入りきらないくらいでした。
昔、除夜の鐘は誰でも参加できましたが、本堂で行われる護摩法要は基本的にお檀家さんだけでした。
私が副住職になったときに、一般の人も護摩法要に参加できないか先代の住職に相談したのがきっかけで、それ以降、一般の人にも公開するようになりました。
護摩法要への参加者はそれから少しずつ増えていきましたが、お寺のホームページを公開してからは驚異的に増え、本堂に椅子を沢山用意しても座れず、立ち見の人が出るようになりました。

寺ヨガや写経会など、他のイベントはどうでしょうか?
重原ご住職:どれも驚異的に増えました。
寺ヨガはホームページ制作前から開催していましたが、ホームページの効果で申込みが増えて1日1回だったのを1日2回開催にするほど人気があります。
今は飽和状態で入りきらなくて新規の方が申し込んでも空きがない状態です。
写経会もホームページ制作前から開催していましたが、当時、参加者は5~6人でほとんどが女性でした。
ホームページを公開してから申込みが増え、今は20人くらいで開催しています。年齢層も広がり、男性の参加者も多くなりました。
写経会の案内はお寺の掲示板にも貼っていますが、ウェブ経由が多いようで「ホームページを見て連絡しました、次回はいつ開催ですか?」という問い合わせをいただきます。
お寺のホームページを公開してから、墓地(永代供養墓・樹木葬・一般墓地)に関するお問い合わせやご相談に、どのような変化がありましたか?
重原ご住職:ホームページを公開してから樹木葬、永代供養墓、一般墓地の問い合わせが増えました。ここ数年で永代供養墓、一般墓地をお求めの方、つまり、新しく真光寺のお檀家になられた方がかなり増えました。
また、墓地だけでなく葬儀や法要の相談も入るようになりました。
お檀家が増えた件についてお聞きします。
お檀家になられたきっかけや経緯に、ホームページがどのくらい貢献したと思われますか?
重原ご住職:まずは、樹木葬を入り口にして永代供養墓や一般墓地をお求めになる方(=新しくお檀家になる方)が多いです。
樹木葬を頼んでいる会社が折込広告やポスティングを定期的に行っているのでそこからの見学が多いですが、ホームページからの相談も一定数あります。
また、ホームページの一般墓地、永代供養墓の情報を見て、問い合わせや見学に来てくれる人が増えました。
ホームページには墓地の金額を出していないので、「値段はどのくらいですか?」という問合せがよくあります。
そういった方には、一般墓地は区画や場所によって値段が違いますので、ぜひ一度見学にいらしてください、とお話しています。
葬儀や法要の相談が入るようになった件についてお聞きします。
真光寺様のホームページには葬儀や法要の案内ページがありませんでしたが、ページが無いにも関わらずお檀家以外の方から葬儀や法要のご依頼が来た事について、どう思われましたか?
重原ご住職:最初に相談があった時は驚きました。
ホームページ制作の際、ホームページ全体のイメージを「荘厳かつ親しみやすさのある雰囲気で」と希望しましたが、ホームページの印象で、お寺や住職に対して親しみや安心感を持ってもらい、葬儀や法要の依頼につながっていると感じています。
これは実際の話ですが、葬儀屋さんが呼ぶ僧侶では不安だからと検索して真光寺のホームページを見ていただき、ここだったら大丈夫かな、とご相談頂いた方がいました。
ホームページに掲載している「住職の挨拶」のページなどを見て、住職の人となり、親しみやすさを感じてくれているようで、良い効果を生んでいると思います。
ページの住職プロフィールに書いてある趣味についての話などをしてくれる方もいます。
ホームページを見て、飛び込みの葬儀の依頼がきっかけでお檀家になられた方もいます。
その方は葬儀の後、遠方にあった墓地をこちらに改葬されました。「真光寺だから、この住職だから今後お墓なども任せたい」と思って頂けたようです。
参拝者や行事・イベント参加者から、ホームページについて何か印象的な言葉をかけられたことはありますか?
重原ご住職:こんな言葉をよく頂きます。
- わかりやすく、綺麗でインパクトがあるホームページ。
- お寺の名前で検索するとかなり上位に出るのですぐにアクセスできてよい。
「真光寺」という名前のお寺は沢山ありますが、その中でも1位、1ページ目にヒットします。
初対面の方には「真光寺のホームページをぜひ見てください」と宣伝していますが、ホームページのアドレスを案内する時「『真光寺』で検索してもらえれば上に出てくるのですぐに見つかりますよ」と説明できるのでありがたいです。
最後に、これから寺院のホームページを作ろうと考えている方へメッセージをお願いします。
重原ご住職:どこのお寺も、お寺の存続、生計維持が厳しくなってきている中、何とか生き残るためにホームページやSNSでの情報発信は大変重要だと実感しています。
そしてホームページ制作を、センスのあるテンプルヴァンさんにお願いしてよかったと思っています。
――今回ご紹介させていただいた「良い効果」が生まれたのは、ご住職様が日々、ホームページでの情報発信を始め、様々な取り組み・活動をされてきた結果だと受け止めております。これからも、ホームページが真光寺様の発展の一助となります様、精進してまいりたいと考えております。
重原ご住職、本日はお忙しいところありがとうございました。
